4/14(金)20時~「成年後見」をテーマにWEB研修会を開催します(約1時間)。
現在の成年後見制度の概要および事件の流れ(申立から選任、事務報告、事件終了まで)をおさらいしながら、弁護士が後見人として選任される案件において、事務職としてどのような業務(サポート)を担っているかについて学び合いたいと思います。
禁治産制度から2000年に現在の成年後見制度へとあらためられ、事件数としても増加傾向にある今日、人生の一場面をサポートする成年後見事件は、事件によって様々な特徴があり、ときには制度上の課題に直面し、戸惑うことも少なくないのではないでしょうか。こうした側面があるだけに、裁判所の運用やケースにおける対処法など、丁寧な処理が求められる部分でもあります。
具体的には、この成年後見制度がどのように活用され、私達が関わる内容としてはどのようなケースが多いのか、事件の類型(後見・保佐・補助、さらには後見監督人や任意後見等)、職務と権限、また、具体的な申立や報告手続きにおける留意点等について、短時間では学び尽くせないテーマではありますが、日常の業務手続きに生かしていければと思います。
本人との面会やご自宅への訪問、預貯金管理における銀行や各行政機関への訪問や交渉、そして、その管理・調整を行う上でご苦労もあろうかと思いますので、そうした疑問や悩みを交流する時間も設けたいと思います。
参加申込をいただいた方には事前に資料とZOOMの招待アドレスをお送りします。
参加の仕方は負担のない形でお気軽にご参加いただければ幸いです。
なお、小規模な手作り勉強会として日弁連の弁護士補助職制度(eラーニング)の研修会をベースにしています。いつでも受講できる制度も積極的に活用しながらお互いの自己研鑽につながればと願っています。よろしくお願いいたします。
コメントをお書きください