毎年実施している2022年のアンケート活動を行ってきました。
今年も多くの方からの回答をいただきまして、ありがとうございました。
小規模職場ゆえの、休暇の問題、何年も変わらぬ賃金の問題、雇用主のモラルの問題など、様々ありますが、今後の日弁連をはじめとする統一的な要請行動につなげていきます。
また、集計データ等、まとめてお伝えできるようにしていきます。
そして、アンケート呼びかけのなかでお知らせしていました、WEB研修会『私たちの日常業務&民事訴訟の流れ(訴額・管轄)』を実施しました(4/8 20時~)。
日弁連研修や日本弁護士会補助職協会が発行している「訴額・管轄事例集」を参考に、基本的な民事訴訟の流れと、訴額・管轄の原則について話をしました。
大きなテーマであり、細かい手続きの話には及びませんでしたが、民事訴訟手続き進行の流れや、そのなかで事務職員として関わることが多い点・留意すべき事項について話をし、訴額算定や管轄の事例をいくつか見ていきました。基本的な運用やルール等について具体的な事例を通じて理解を深めることは、日常業務における細かい実務の疑問にぶつかったときに、応用を効かせて迅速・適切に処理することにつながってくると思います。
今後、民事訴訟のIT化によって、私たちの業務がどのように変化していくかまだ不透明な点はありますが、WEBを通じたやりとりに触れること自体が、今後のIT化対応への第一歩と言えるかもしれません。また、WEB研修に慣れていくことで、日弁連のe-ラーニング研修を身近に感じてもらい、受講するきっかけになればとも思います。
こうした気軽に参加できるWEB企画を通じ、仕事のこと、職場のことを一緒に前向きに捉えながら、職場環境改善にむけた取り組みをすすめていきたいと考えています。お気軽にご意見・ご要望をお寄せください。
アンケートの回答にとどまらないみなさんの職場に対する思いも、是非直接およせいただけるとありがたいです。すぐに解決にいたらなくても一緒に考えていくことはできますので。
引き続きのご協力をよろしくお願いします。
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