コロナ禍の自粛生活・行動制限により、新しい生活様式が求められるようになると、『おうち時間』『すごもり生活』等の言葉を見聞きするようになりました。
もともと家で過ごすのが大好きな私には『おうち時間』ほど嬉しいものはなく、自粛や行動制限で多少の不便は感じたものの、苦痛や窮屈さよりも、家で過ごす時間が増えたことを嬉しく思っていました。
早速、今まで後回しにしていた諸々に着手。時間があることで、家をより快適な空間にしようという思いも強くなり、今では、家の中も外も、お気に入りの空間が増えました。
『おうち時間』が増えると、おのずと家族との時間も増えました。嬉しい反面、こどもと過ごす時間に少しストレスを感じることもありました。毎日外を駆け回っていた息子は、自粛生活・行動制限により慢性的な不完全燃焼状態。おうち時間を充実させるために、新たなボードゲームも投入し、一緒におやつを作り、テレビの番組表をくまなく確認して等々、それなりに努力はしてみましたが、一人っ子の息子にとって、家庭での遊び相手は親。家事を終えて『ちょっと一休み』のタイミングで息子から遊びのお誘い。休みたい気持ちをぐっとおさえて息子と遊ぶけれど、本当は休みたい。横になりたい。。。自分の思うようにいかない苛立ち、元気すぎる息子の急展開に完全に振り回されていました。
ストレス解消法も対策も見つけられないまま、『ストレスを感じるのもすべては命あってのこと』と、流れに身をまかせる日々に。いつの間にか、『無事に一日を過ごし、また明日をむかえたらOK』と思えるようになりました。
このコロナ禍で、以前よりも自分へ課していたハードルが少し下がり、息子に対しても寛容になれたことは、大きな収穫でした。もっと早くにそうなれたら良かったのですが、これもまた気づけただけでOKにしましょう。
もしかして、『○○だけでOK♪』って魔法の言葉かも☆
(組合員H)
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